竹林焼きの宴 その1
2010年 05月 06日
G.W も中頃、かつての私の絵の恩師でもある “ I さん ”のアトリエに招かれた。
千葉の印旛沼にほど近い、民家を改造したアトリエで、かやぶき屋根がじつにイイ風情を醸し出している。
アトリエのすぐ裏手に竹林があり、この日は “ I さん ” 企画の“筍掘り&バーベキュー大会”だった。
そんなわけで、まずはスコップやつるはし片手に筍を調達に行く。
そんなわけで、まずはスコップやつるはし片手に筍を調達に行く。
時間にして小1時間、みんなでせっせと筍掘りに勤しんだ結果、土が思った以上に固くて、途中で根元が折れてしまったりと不細工ではあるが、なんとか10 本程ゲットした!
さて、労働の後はビール片手に宴の始まりだ。
さて、労働の後はビール片手に宴の始まりだ。
香ばしい“筍の炊き込みご飯”
しゃくしゃくした歯ごたえ“筍のおさしみ”
他にも 自家製野菜のサラダ、鳥レバー赤ワイン煮など“ I さん ”自慢の一品が続き、どれも美味しかった。
バーベキューも進み、みんなで、話しもはずんできた頃、いよいよ本日のメイン“筍の竹林焼き”の準備が始まった。
他にも 自家製野菜のサラダ、鳥レバー赤ワイン煮など“ I さん ”自慢の一品が続き、どれも美味しかった。
バーベキューも進み、みんなで、話しもはずんできた頃、いよいよ本日のメイン“筍の竹林焼き”の準備が始まった。
文壇随一の名コックともいわれた「檀流クッキング」の著者、檀 一雄ご推奨の食べ方“竹林焼き”はじつに豪快である。
よく洗った掘りたての筍を濡れ新聞紙とアルミホイルで包み、焚き火の中に放り込む。蒸し焼き状態にして、えんえんと火を焚き続けるのだ。
よく洗った掘りたての筍を濡れ新聞紙とアルミホイルで包み、焚き火の中に放り込む。蒸し焼き状態にして、えんえんと火を焚き続けるのだ。
1時間以上経ってから、とり上げた筍は、野趣に満ちた、そこはかとした素材の甘味と、旬の香りに溢れていて驚かされた。
掘った直後の筍でないと、この味や香りは出ないという話しだが、それも納得の旨さだった。
酒と会話が進み、焚き火の煙りが 辺り一面に広がる午後、気がつくと “ I さん ” は子供たち相手に、竹鉄砲作りを教えていた。
~つづく~
by Terry
~つづく~
by Terry
by ein_tail | 2010-05-06 03:27 | 季節 | Comments(0)